土屋賢二「紅茶を注文する方法」

森博嗣との対談本(人間は考えるFになる)を読んで以来
土屋賢二が気になっていた.


哲学科の教授という人間の書いたエッセイなのに
本が売れないだとか,学生が自分を尊敬してくれないだとかの話ばかりで,
ためになることや感動することは何1つ書いてない.
ただただ,言い訳や自分を正当化するくだらない屁理屈が延々と続く.
よくもこんなに屁理屈が思いつくものだ,とあきれつつ,
読んでいる間は何度も吹き出した.


特におかしいのは助手や編集者と会話する部分.
おのれらは漫才師か.

紅茶を注文する方法 (文春文庫)

紅茶を注文する方法 (文春文庫)