鴻上尚史「ピルグリム」

今となってはいかにも時代がかった雰囲気になってしまう
シェイクスピアの戯曲に対して
現代の戯曲はどんな雰囲気なのかと、
GE○にあったものをとりあえず読んでみた。
現代といいつつ
作中では災害用でない伝言ダイヤルやワープロなんて代物が登場するが、
シェイクスピアの時代に比べれば十分に現代だ。


戯曲は9割9分以上がセリフだけで構成されていて
読み物というより演劇としてのテンポを重視しているためか、
最後まで読むだけなら本当にサラッと読めてしまう。
あらすじを全くしらない場合は、
単純にストーリーを把握するだけでも
よおおおく気をつけて読まないといけなかったりする。
この戯曲についても
2回読んでもまだわからないところだらけだったので
結局google先生に質問してしまった。


演劇なるものは何年か前に一度友達の演劇部の公演を見ていて
雰囲気は何となくわからんでもないのだが、
高校の演劇部の公演とプロの劇団の公演とでは
また何か違った雰囲気があるかもしれない。
いずれもう一度、演劇というものを見に行かねば。

ピルグリム

ピルグリム