森博嗣「フラッタ・リンツ・ライフ」

今作では主人公の飛ぶことに対するこだわりが比較的薄くて、
飛ぶ場面もいつもより少ない気がする。
管理職になった草薙やフーコとクスミなど、
スカイ・クロラにつながる要素がさらに出てきた。
病院のベッドで目覚めるエピローグで閉められているが、
スカイ・クロラへのつながりを考えるとこれはひょっとするとひょっとして・・・


クレイドゥ・ザ・スカイでは誰が語り手になって何が起こるのか、
文庫が出ると思われる1.5年後あたりが楽しみだ。

フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life (中公文庫)

フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life (中公文庫)