森博嗣「すべてがFになる」
いわゆる「S&Mシリーズ」の第1作なのだけれど,
これは大当たり.
次の作品も買うこと決定.
真賀田博士といい犀川先生といい西之園萌絵といい
主要人物が魅力的なことこの上ない.
それにさり気なく語られる思想の1つ1つがおもしろい.
生物の定義について語るところだとか
エネルギーを節約するには
もはやバーチャルな世界で生きるしかない,だとか.
賛否は別にして何かと目からウロコが落ちた.
ところで理系な人なら「すべてがFになる」という
意味に途中で気付かないとダメだよ.
私は気付かなかったけど.
![すべてがFになる (講談社文庫) すべてがFになる (講談社文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41vAbauP0TL._SL160_.jpg)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/12/11
- メディア: 文庫
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